2009年1月27日火曜日

ほうれん草、琵琶



■庭のほうれん草が生え揃ってきた。

■この前NHKの番組で箏(琴)のソロ演奏をやってて、それが凄くよかったのだ。
それにつられて最近は雅楽やら一絃琴やら能楽囃子やらの純邦楽のCDを聞いたりしてた。
で、そのついでに、ひさしぶりに琵琶を弾く。
筑前琵琶。
音を出してるだけで楽しい。

2009年1月26日月曜日

古本屋、中古盤屋

■古本屋と中古盤屋があればどんなところでもなんとか生きてけるような気がする。
逆に、古本屋と中古盤屋が無いと死んでしまう気がする。
古本屋と中古盤屋が最も大事。
(そしてそこにスタバと美術館(またはギャラリー)が加われば言うことなし)。

僕はどんな街に行ってもまず最初に探すのは古本屋。
古本屋の品揃えを見ればその街がどんな所かがなんとなく分かる。
そして中古盤屋。
中古盤屋の品揃えを見ればその街の空気がなんとなく分かる。

ところで、僕が人の家に行くとまずチェックするのはやっぱり本とCD(レコード)。
どんな本が並んでいるのか。
どんなCDが並んでいるのか。
どの本やどのCDが必要なものとされて選ばれたのかが気になるのだ。

また、カフェなどに行ったときにも、そのカフェの音楽と本棚(あれば)の本がとても気になるのだ。
そのカフェではどのCDが選ばれたのか、どの本が選ばれたのか。
別にそれが自分の趣味とぜんぜん合わなくてもいいのだ。
たとえ村上春樹みたいなのが並んでたってかまわない。
ただ単に、かけがえのないものとして選ばれたCDや本が何なのかが知りたいだけ。

カフェじゃなくても、たとえば古本屋でもBGMにこだわってるところは結構多い。
上野茂都が流れる古本屋、モダンジャズのメインストリームばかり流れる古本屋、いつもバッハが流れてる古本屋、空気公団が流れてる古本屋、などなど、いろんな店を知っている。
あるとき、とある古本屋を発見して入ってみたら、AMラジオが流れてた。
僕は、「ああ…」とちょっとガッカリしたけど、店内で本を見てるうちにこのAMラジオのなんともいえないやわらかな音にすっかり和んでしまったのだ。
内容はともかくAMラジオの音の感触というのもアリだなあなんてことを思った。


■中古盤屋にてCD5枚買う。
中古盤屋はなんでこんなに落ち着くんだろう…。
どんなに機嫌が悪くたってどんなに具合が悪くたって中古盤屋に入るとケロリと治ってしまうのが不思議。
棚に並んだCDとその値段を見ているだけで楽しくてしょうがない。
ちょっとした病気だろうか?

■Amazonで買った本が届く。
増田れい子著「インク壺」(暮らしの手帖社)。