2010年9月26日日曜日

横浜みなとみらい


遠出しようという日に限って体調がよくないのはいつものこと。なんだかよく分かんないけどめまいと頭痛が激しいので頭痛薬を飲んで出かける。頭痛はともかくめまいっていうのはふらふらしてあまり気分のいいもんではない。

東横線の渋谷駅から横浜みなとみらい駅へ行く間「Hear the wind sing」という英語本をずっと読んでたわけだが、Hertfieldのくだりなんかはオリジナル日本語版(「風の歌を聴け」)より自然な感じ。とはいえこの筆者の小説は全く興味無い。

横浜赤レンガ内にあるUNICOに行く。ここはかなりお気に入りのインテリア・ショップ。ここをぶらぶらと見て歩くのはなんとも楽しい。休日ってことでやっぱり人が多かったが、人の少ない平日に来てみたい。

外に出て海の方を見てたら雲行きがあやしくなってきたので雨が降る前にクイーンズ方面へと戻る。いつものようにグランドインターコンチネンタルホテルのロビーで少しまったり。ホテルには特に用はないんだけどホテルのロビーという空間が好きなのだ。ここのロビーは天井も高いし吹き抜けだし気持ちいい。

クイーンズ内のKEYUCAに行き盛り上がる。インテリアショップの中のモデルルームはなぜか楽しい。特にここは別格。ソファ横のミニデスクに小物として置いてあるペーパーバックなどをいちいちチェック。アガサ・クリスティなんかがおいてあるのが何故か笑える。たしかにゆったりとしたソファに座って読むのにミステリーは似合うのかもしれないが、センスが80年代ぽいのではないか。

みなとみらいは行きたい所ばっかりなので、一日では回りきれない。前回見つけたスタバのブック&カフェの店のある方面(横浜美術館の先)には行く時間が無かったので行けなかった。横浜ワールドポーターズとかも行けなかった。とはいえ、別に買い物をするわけでもないのだ。あ、サイクルモノレールに乗り忘れた。

2010年9月20日月曜日

9/16〜9/20


9/16
髪を切りに行ったら店のBGMに80年代の洋楽ポップスが流れてる。 それを聴きながら、スティックスで噴き出しそうになったりロック・ザ・カスバ(クラッシュ)で「こんなしょぼかったっけか?」と思ったりしてたら、とんでもなく懐かしい曲が…。
Vapour Trails "Don't Worry Baby"
http://www.nicovideo.jp/watch/nm6502680
このイントロでのけぞった。 誰でも知ってるこのイントロ。 というか皆イントロしか知らないだろう(爆)。

急に涼しくなって嬉しいのだが、雨は嬉しく無い。 湿気は苦手。 というか気圧の低い日は頭痛い。

スタバで新しいスコーンが出てた。 名前は忘れたが(そういえばtwitterに書いた)、なかなかうまし。 レギュラーで出してほしい。

毎日絵を描いてるわけだが、涼しいとはかどるかといえば特にそうでもなく、暑くても涼しくても同じだったりする。 集中すると暑さとかあまり関係ないらしい。

http://www.youtube.com/watch?v=GA8z7f7a2Pk
これ、やらせじゃないとしたら相当おもしろいな。 3人目が出て来たところがポイントじゃなかろうか。 3人集まるところから集団の単位が出来、そこから伝播する。

いつのまにか9月中旬だってことに驚く。 今年は庭の野菜が不作だった。 暑すぎたんだろうな。

集団とか団体とか、その内実はひとりひとりの人にすぎない。 集団とは個人の集まり。 だから集団につけられた名称なんてどうでもいいのだ。 その名称がひとり歩きしていざこざが起きたりするんだから、あほらしいというかなんというか。

いまだかつて同窓会ってものをやったことが無い。 僕の知らないところでやってるのかもしれないが。 何十年ぶりに会うとかって、どんな感覚なんだろ。

友達ってどうやって作るんだっけか? なんてことをふと思う。

最近Youtubeを見ることがやたらと増えた。 検索機能というのは本当に革命的だな。

いろいろ書きたいことあったんだけど、なんだったか思い出せない。 今日歩きながら頭の中で考えてたんだけどみんな忘れた。

9/17
西荻のにわとり文庫に行ったらデコポン(となりの八百屋の猫)がいた。 やっぱりこの店は猫が似合う。 前は点子もいたのに。 にわとり文庫で「本」という本を買う。

誰に頼まれもしないのにtwitterやblogやHPでものを云う。 僕はどういうわけかいい音楽を聴くとそれに関して何か書きたくなってくる。 でも音楽はどこまでいっても音楽であって言葉はその周辺をうろうろするだけ。 言葉で語るのには無理がある。 それでもやっぱり書きたくなるんだからこれはもう一種の病気みたいなものではないか。 しかも、絶対だれも読まないだろそれ、みたいなもんばかり。
中学から高校にかけて、特に読書家では無かったが音楽に関する文章は本当によく読んだ。 何故だか分からないけど、あるときそれが書く方へと方向転換。 おかげで今HPはなんだかよく分からないレビューでいっぱいだ。 古いのはもう10年以上前になるのでそろそろ古いのは書き換えようかなと思ってる次第。 別に書き換える必要もないんだけど、なんだか書き換えたいのだ。 つまりは(その音楽について)何か書きたいってだけだったりする。 頼まれもしないのにやる、ってことは多い。 というか基本頼まれもしないのにやるってことばかりみたいだ(トホホ)w。

9/19
実家に行くために持っていった本2冊。 ブローティガン「アメリカの鱒釣り」、吉本隆明「言葉からの触手」 。持っていったCD3枚。 ジョー・モリス「Singularity」、ジョー・モリス「Age Of Everything」、ショスタコーヴィチ「弦楽四重奏曲8番・1番・9番」 。電車の中でCD聴きながら本を読むのだ。電車の中で読む本はどうでもいいようなものが好ましい。逆にCDはそのときの気分にピタリと合ったものが好ましい。
実家では特に何をするわけでもない。 実家に置いてあるCDやレコードを聴いたり、置きっぱなしにしてある本をパラパラと適当に読んだり、という程度。 そういえば昼寝した。
たまに実家に行くと調子が狂うのは、気が抜けるからなのだろうか。 それだけ普段から気を張って生活してるんだろうか。 あまりそういう自覚は無いんだけど。

やらなければならないからやる、とか、やってはいけないからやらない、とか、そういうの全く意味分からない。 一体誰に強制されているのかと。 やりたいからやるんだし、やりたくないからやらないんじゃないのか。

寝る前には、何か書きたくなる。 頭が急に変なふうに回転し始めるんだけど、なんなんだろ? で、そういうときに書く事ってのは、別に書かなくてもいいような事だったりする。 そもそもたいていの事は書かなくてもいいような事なんだけど。 つまりくだらないことなのだ。

9/20
六本木の東京ミッドタウンのスタバで新発売のなんとかブリュレデニッシュというのを食べたらやたらと甘かった。温めますか?と聞かれたんだけど温めなくてよかった。甘いものは温めるとさらに甘くなる。レモンスコーンはそのまま食べるとおいしいが温めると甘すぎて食べられ無い。

ミッドタウン内のインテリアショップTIME & STYLEはいつも気持ちいい。店内をうろうろするだけで気分良くなる。このTIME & STYLE、新宿伊勢丹にもあることをさっき知った。伊勢丹の前はいつも通るんだが…、灯台下暗しだな。

なんだか分かんないけど、たいていのことに意味なんか無いんじゃないかな?意味があるように思い込まないとやっていけないだけで、ほんとは意味なんか無いんじゃないか。

2010年9月13日月曜日

蒸し蒸し 虫虫

夕方少し雨が降ったのでちょっとは涼しくなるかと思いきや、むしむしして暑いのだよ。
帰り道に自転車に乗ってて暑くて死にそうになった。
コオロギだのバッタだのといった秋の虫たちが鳴いてるんだけど、この蒸し暑さの中ではみんなアブラゼミのように聞こえる。
秋の虫の声はやっぱりひんやりとした空気じゃないと気分が出ない。

それはそうと。
本というのは紙が安っぽいほど価値がありそうに見える。
今の普通の文庫本の紙でさえ紙質が良すぎるのだ。
わら半紙みたいなのでじゅうぶん。
昔のペーパーバックみたいなガサガサしたやつ。
あるいは昔の岩波文庫のようなペラペラのもの。
そういうものこそ読むに値する本ってもんだ。
分厚い上質紙を使ってる本なんぞ重たいだけでなく、どうにも愛着が湧かない(絵本は除く)。
また、本の表紙もカバーとかつけずにペーパーバックみたいな表紙がいい。
ハードカバーなんぞ言語道断の沙汰である。

今手許に古い岩波文庫の「昆虫記(第五分冊)/はち いろいろ」(ファーブル著)があるのだが、この軽さがなかなかイイ。
昔の岩波なのでカバーなんかついてない。
そこがまたイイ。
紙質がペラペラで、現在出てる岩波のよりもぜんぜんコシが無いのがこれまたイイ。
古い紙のにおいがイイ(においは大事)。
内容は超マニアックなハチの話ばかりなのもイイ(これは関係ないか)。
本は昔のものの方が存在感というか手触りというか、なんだか全体的にいい感じなのだ。

2010年9月12日日曜日

八重洲



東京駅八重洲地下街の古書店R.S.Booksで950万円の古本が売ってた(笑)。
家とか建ちそうだな。
その近くの八重洲古書館で何か本を買おうとうろうろしてたんだけど、どうもいまいち決定打に欠けるので何も買わなかった。
実は300円の本を買おうか買うまいかで悩んでたのだ。
300円で悩むんだから950万円とかはもはやギャグにしか見えない。

八重洲地下街のスタバは珍しく空いてた。
僕はほぼ毎日スタバに入る。
一日に二回入るときもある。
だもんで、もうかなりの数のスタバに行ってるはずなのだ。
そのうち「スタバ探訪記」でも書こうかな(笑)。
行ったことのあるスタバについてひとつひとつ書いていくってのはどうだろう。
どうだろうっていっても、そんなの誰も読みたく無いだろうけど。
だいたい僕のHPは誰も読みたくないような記事ばかりなのだ。
ほとんど誰も読んでないだろうけど。

大手町の丸善でラズウェル細木の「ときめきJAZZタイム」が新刊として出てた。
この本(漫画)、元々はジャズ批評の別冊として発売され、その後それに数話加えて「コンプリート・ジャズ・コミック・コレクション」(双葉社)として発売されたもの。
その後どちらも絶版になって10年以上経っていた。
僕は両方持ってたのだがジャズ批評版の方は引越すときに捨ててしまったため現在手許には「コンプリート〜」の方しか無い。
とにかく最高に面白い漫画で、ジャズファンであれば皆思い当たるようなことばかり書いてある。

2010年9月2日木曜日

牧場の本



「牧場の本」(ヴァッガール著/アルプ選書・1957年発行)という不思議な本を今日スタバで読んでいたのだ。
少し前に古本屋で手に入れてからずっと気に入ってるもの。
1932年(昭和7年)にドイツの出版社から発行されたものの翻訳本。
自分の牧場を賛美するというよく分からん本なのだが、半分以上は妄想というこれまた微妙な分からなさ。
本の中にはヴァッガール自身が描いて作ったという切り絵(すべて植物の絵)が16枚あるのだがこれもまた微妙だったりする。
ところがこの文章、何故だか気分よく読める。
この本の翻訳者(尾崎喜八)があとがきで「野外の光に照らされているような文章」と書いているのだが、まさにそんな感じ。
この本を読んでる間は自分も牧場というか草原というかそんな所に居る気分。
筆者のヴァッガール(オーストリア人)という人もあんまり日本語に翻訳されてないようで、Amazonでもこの「牧場の本」しかヒットしない。
しかも当然のことながらとっくに絶版。
こういう変な本はありそうでないのだ。
別に奇をてらってるわけでもないのにどこか奇妙な感じ。
なんなんだろうな、これは。

うちの庭のスイカがそろそろ完成なのではないか、という感じになってきた。
スイカというのは叩いてみていい音がしたら完成だそうだけど、一体どんな音がいい音なのかがいまいち分からない。
いちおう叩いてみたら、ポクポクという音がした。
これはどうなのだ?いい音なのか?