2009年11月30日月曜日

漢方

■ここんとこずっと風邪気味で具合が悪かったので今日病院に行って薬をもらってきた。
いつも行く病院(http://www18.ocn.ne.jp/~kataiin/)は昔のところに住んでたときに行ってた病院なんだが、なんとなく気に入ってるので行ける体力があるときはいつもここに行く。
ここはいつも漢方薬も一緒に出してくれるのがいい。
ちなみに僕の祖先は漢方医だったので(医者だったのは高祖父まで。曾祖父は何故か画家になった…)なんとなく漢方薬に良い印象があるというだけなのだが…。

ところで最近こんなニュースがあった。
『<事業仕分け>漢方薬の保険適用除外、医師や患者が反対運動』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091128-00000011-mai-soci
これは迷惑千万。
保険適用外になってしまったら薬代が超高くつくことになってしまうではないか…。
とりあえず反対の電子署名はしたんだけど、どうなることやら。

■πがすごいという話。
たとえば自分の身長体重・生年月日・電話番号・クレジットカード番号・免許証の番号など、自分に関するあらゆる数字をならべてみると、それと全く同じ数字が必ずπの中にある、という話を読んだ。
それどころか、聖書や源氏物語やベートーヴェンの音楽やモーツァルトの音楽など、この世に存在する芸術作品などすべて、デジタル情報として数字に置き換えることが出来るが、それらの数字もまるごとπの中にあるという。
これ、オカルトではなくて、ほんとの数学の話。
これはすごい(笑)。
たしかにπは小数点以下が無限につづくんだからどんな数列でさえもがどこかに現れるってのは理解出来る。
しかもそのπってのは直径1のときの円周のことなのだ。
つまりただの円なのだ…。
円の中にすべてがあるってのはちょっと凄いのではないか。

2009年11月24日火曜日

落花生


■先日落花生を収穫。
3つだけしかできてない。
難しいもんだ。

■普段「I LOHAS」(いろはす)というペットボトルの水を持ち歩いている。
飲み終わったらうちでまたそのI LOHASのペットボトルに水(いつも2ℓペットボトルの水を買っている)を入れて持ち歩く。
しかしこのI LOHAS、ペットボトル自体がやわらかくてぐにゃぐにゃして持ちにくいのだ。
このペットボトルは捨てるときにつぶしやすいように作ってあるそうで、手でそのまま丸めることが出来る。
つまり、これはすぐに捨てることを前提として作られたもの。
すぐに捨てることが前提ということは要するに使い捨てのものということだ。
僕はその使い捨てペットボトルを水筒代わりに持ち歩いてるわけだが…(笑)。

■今日は帰りに阿佐ヶ谷のスタバに寄って、フェルマーの最終定理のことが書いてある本をじーっと読む。
朝もスタバ(@新宿)でその本を読んでたので続きが気になって仕方がなかったのだ。

2009年11月22日日曜日

Style De Vie

■吉祥寺パルコにあった雑貨屋Style De Vieが無くなっててかなりガッカリ。
ここはかなりのお気に入りだったのだが…。

■吉祥寺ロンロン内にあるスタバに初めて入る。
これで吉祥寺にある6つのスタバのうちの5つ(吉祥寺店、吉祥寺東急店、吉祥寺駅前店、京王吉祥寺店、吉祥寺ロンロン店)を制覇。
残るはあとひとつ、井の頭公園店だけ(んなもん制覇してどうする…)。

■そろそろレニー・トリスターノのアルバムのレビューを年代順に書いていこうかなあなんて思っているのだが。
恐ろしいことに、セシル・テイラー同様、トリスターノには駄盤が無い。

2009年11月21日土曜日

自衛隊音楽まつり

■「自衛隊音楽まつり」というのを見に武道館へ行く。
これはかなり面白かった。
全く知らなかったんだけど、結構有名な吹奏楽イベントらしい。

僕がLPレコードを何度も何度も繰り返し聴くようになった一番最初は、小学2年か3年生くらいに聴いてた吹奏楽(マーチ)のLPレコード。
今でも体に染み付いているわけだが、何故かわざわざ吹奏楽のレコードを買うってことはそれ以後なかったのだ。

■日本橋の丸善に行く。
この本屋は歴史があるからなのか場所柄なのか雰囲気が他の本屋とはちょっと違うのがいい。

2009年11月19日木曜日

ダウンロード

■ここ1ヶ月くらい、ずいぶんアルバムをダウンロードしてるわけだけど、CDを買うペースも特に減ったわけではないので、もう膨大な量の音楽がつぎからつぎへと現れては消えて行くという感じなのだ。
そんな中で繰り返し聴きたくなるものというのは本当に限られてくる。
確率ではだいたい1/20くらいか、いや、もっと少ない感じか。
ダウンロード時代になってからというもの、アルバムの存在感というのもずいぶん軽くなったもんだ。

小学生〜中学生の頃は、LPレコードなんてせいぜい月に1枚か2枚買うのが限度。
他に聴きたければラジオからエアチェックするしかない。
だもんで、買ったレコードはそれこそ死ぬほど繰り返し聴くことになる。
その当時買ったレコードは今でも隅々まで覚えてたりする。
だって何ヶ月も(あるいは何年も)同じレコードを繰り返し聴いてたりするのだ。
ということは、間違って変なレコードを選んでしまったらそれを暗記するほど聴くことになる。
よく考えればかなり恐ろしい話だが(笑)、今から見ると、奇跡的にもあまり「変なレコード」は選んでいない(まあ、何が「変なレコード」なのかはあえて伏せる…笑)。
変なレコードは選んでないと言い切れるということは、つまり自分はその頃からずっと一貫しているということでもある。

もし今の時代に自分が10代だったら、同じようにある音楽を繰り返し聴くだろうか。
つぎからつぎへと安くあるいはタダでダウンロード出来る時代にわざわざひとつの楽曲を何度も聴くというのは相当難しいのではないか。
昔はちょっとでも気に入らない曲であっても最低30回は聴くハメになったし、だいたい30回も聴けばその良さが分かってきたものだが、今はちょっとでも気に入らなければ違う曲を選ぶのではないだろうか。

僕の印象では、同じ音楽をしつこいくらい聴きつづけると、なにやら不思議な感覚へとトリップする。
妙なブレイクスルーが起こる。
僕は昔から何故だか音に色と形がついていることが多いのだが(特に形)、同じ音楽を何度も聴くとその音楽の色と形の風景が明確になる。
抽象的だった形が具体的なものになることもある。
そしてその中に自分が入り込むことが出来るようになる。
僕の場合少し変かもしれないけど、それはそれで豊かな音楽体験なのだ。
まあ、そんなことはどうでもいいんだけど…。

アルバムの存在感が薄くなってしまったのは何だが寂しいものがあるけど、そもそもアルバムという単位で音楽を捉えていたのは20世紀後半特有の文化だった、なんてことになるんだろうな…。

2009年11月17日火曜日

ピーマン。シシトウ。



11/13
■とある方に「よく見かけるんですよ」などと言われた。
実はいろんな人に「よく見かける」などと言われるのだ。
目立つそうな。
てことは、それほど皆から浮いてるってことだろう…。
ほっといてくれ(笑)。

■吉祥寺のスタバでまったりと言語ゲーム関係の本を読んでたらあっと言う間に読み終わってしまった。
で、阿佐ヶ谷に帰ってきてもまたスタバに入る。
ここでは吉田武の数学の本をちょっと読む。

数学の本ってば、あの赤塚不二夫がかつて数学の本を出してたのだ。
それを先日古書店で発見して購入した。
数学の本といってもマンガになってるわけだが、内容は全部本人が描いてる(基本はバカボン)。
あとがきを読むと、赤塚不二夫は数学が好きだったらしい。
イメージ的に数学とは程遠いので最初ちょっと驚いた(笑)。
まあ、天才だから何があってもおかしくは無いのだが。

11/14
■銀座で雑貨などいろいろ見る。
ついでにスタバのマロニエ通り店にも入ってみる。
ここはスタバの中でも数少ないコンセプトストアなんだけど、別にたいしたことはない。
普通のスタバだった。
いや、普通よりちょっといい感じか…。

11/15
■今日の収穫。
ピーマン。シシトウ。

■六本木の東京ミッドタウンに行く。
ここのTIME&STYLEというインテリアショップがとても良い。
ここはいつも気持ちいいのだ。

IDEE CAFEに入る。
ここのIDEEもなかなか良くてお気に入り。

カナダのハチミツを買う。

11/17
■昨日買った本なんだけど、元の題名が「1089 and All That / A JOURNEY INTO MATHEMATICS」なのに、邦題は何故か「数学はインドのロープ魔術を解く」なんてものになっているのだ。
もう少しなんとかならなかったのか?(笑)
売れるように題名を少し変えるんだろうけど、これでは逆に売れそうもない…。
だってインドのロープ魔術なんて誰も興味無いだろう。
内容はただの数学の本だ。

邦題が変だといえば、70〜80年代のロックにもよく分からん邦題のものが多く、「淫力魔人」「ハエ・ハエ・カカカ・ザッパ・パ」「ロックタウンは恋の街」など、アホなものが多い。
ジャズでも、セシル・テイラーの「Iwontunwonsi〜Live At Sweet Basil」が邦題では「真の美とは!」になってたりする。

ちなみに、この逆のパターンもあって、漱石の「草枕」は英語版では「Three Cornered World」になってる。
漱石の他の本はみなほとんど原題に忠実なのに、「草枕」だけが原題とは関係ない「Three Cornered Worl」なのだ…(とはいえ、もちろんこれは「草枕」の第3章の中の文章から取られているわけだが…)。

ところで「1089 and All That / A JOURNEY INTO MATHEMATICS」(「数学はインドのロープ魔術を解く」)だけど、
http://home.jesus.ox.ac.uk/~dacheson/1089.html
の下の方にいろんな国バージョンの表紙が出ていて、それぞれ題名が微妙に違うらしいのが分かる。
が、どう見ても日本語版がいちばん変な気がする…。
また、表紙のイラスト(装丁画)はチェコが一番(ばかばかしさが素晴らしい)。
装丁デザインもチェコのものがいいけど、ドイツもなかなかいい。

2009年11月11日水曜日

ここ最近

11/3
■新宿の甲州街道を歩いていると、文化服装学院で文化祭をやってたので、とりあえず入ってみた。
この建物に入るのは初めてだが、デカイ。
文化服装だけでなく文化女子大、文化女子短大、他にも関連校が一緒になってて、建物も5〜6個(もっとかな?)あったりして、全貌がよく分からない。
文化祭の客層(客っていうのかな?)は結構良いので雰囲気もいい感じだった。

■東京モード学園の1FにあるBlue Square Cafeに入る。
このカフェに入るのも初めて。
あまり落ち着かないけど、まあまあか。
ブックカフェみたいになってる。

■スタバでCD聴きながら本を読んでたら猛烈な眠気が…。
最近気付いたんだけど、大音量でフリージャズ聴きながらスタバで本を読むと眠くなる。
妙に落ち着くからだろうか。

11/4
■スタバのBGMがクリスマス・ソングになってた。
スタバのカップもクリスマス仕様の赤バージョンになってた。
クリスマスが近づくのは嬉しいが、寒くなるのは嬉しく無い。
ところでクリスマスというのは、クリスマスまでの期間が楽しいのであって、25日とかイブとかは実はそんなに楽しいもんでもない。
だいたい、どこ行っても混んでるのだ。

11/5
■今の日本人の野球選手で大物の風格が漂うのは松井だけ。
で、ついにヤンキースが優勝して世界一になってしまった。
その試合で松井は6打点上げてMVP。
さすが。やはり別格。
長嶋、王、江川などと同様に松井もまた合氣道の藤平光一から教えを受けている。

僕は小学生のときから野球はずっと見てたんだけど、松井がメジャーに行ってから見なくなってしまった。
一時期、松井と野茂が見たくてメジャーリーグをチェックしてたこともあったが、テレビでやらないので結局見なくなった(野茂も大物だったなあ…)。
日本の野球の日本シリーズも最近テレビでやってるものの、なんだか中心が居ないような感じで、しょぼい。
そういえばこの前日本シリーズの解説で清原が出てたけど、あの人はなんでああなってしまったのか(笑)。
まるで弱いK-1選手のようだ。

■欲しい本があったので、その本を買いに本屋に行ってみると、売ってない…。
いつもこうなのだ。
だもんでAmazonで買ったりすることになる。
本屋にはあれだけ沢山本があるというのに、何故よりによって自分の探してる本だけ置いてないのか…。
僕の欲しがる本というのはよっぽど大衆が読まないような本なのかもしれないが、「欲しい本は本屋に無い」という法則がある、と本屋の店員に以前聞いたことがある。

11/7
■トムズボックスで太田大八展を見る。
深い。

■スタバ(@吉祥寺)にストロベリー・スコーンというのが出てたので食べてみる。
うまい。

11/8
■古書店でtea spoon(spoonの別冊)を発見したので買う。
深い。

■今日もスタバ(@中野)でストロベリー・スコーンを食べる。
うまい。

■最近の感想は全部「深い」と「うまい」。

11/9
■実家に行く。
うちの親の愛聴盤はニキタ・マガロフの弾くショパンのノクターンのCDなのだが、最近このCDが音飛びするというので盤面を見てみたらすごい汚れ。
そもそも盤面を触るってこと自体信じられないんだけど、どうしても触れてしまうらしい。
だもんで、メガネ拭きで丁寧に汚れを拭き取ったらなんとなく奇麗になった。
たぶんこれで音飛びもしなくなるとは思うのだが、もしそれで音飛びしてもマガロフのショパンは中古盤でも結構安く出てるだろうからそれを買って持っていってもいいのだが…。

11/11
■最近「ゆうひが丘の総理大臣」のDVDを見てるんだが、これがやたらと面白い。
人物設定が極めて大雑把で単純でステレオタイプなところがなんともイイ。
また、BGMも70年代後半のフュージョンとイージーリスニングを視野に入れてて、実に素晴らしい。
ストーリーの馬鹿馬鹿しさも、ある意味浮世離れしててこれまたなんともイイ。

ところで、この「ゆうひが丘」の中でよく出てくるのが「おまえのことはよく分かる」「みんな同じ人間じゃないか」的なイデオロギー。
で、これはやっぱり確実に変なのだ。
なぜなら、人それぞれ事情ってもんがあるわけで、入力が同じでも出力は確実に違うのだ。
いや入力だって微妙に違うはずだ。
この微妙な違いは、カオス理論におけるバタフライ効果みたいなもので、微妙な違いが結果としてとてつもない違いになるのだ。
それでもやっぱりドラマの中ではお互いが分かり合った気になって海岸を走ったりしている。
もはや最強(笑)。