2013年1月18日金曜日

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近所に引っ越しただけなのに、心身ともにものすごい疲れた。現在もまだ疲労の極地。まだ部屋の整理とかぜんぜん終わってないし、CDもダンボールから出してない。ふたつあるオーディオセットもまだコンセントすら入れてない。それでも外に出かけるときにはCDウォークマンを持って出かけるわけで、とりあえずハンク・ウィリアムスとチャーリー・パーカーのCDだけ持って出た。

年末あたりからなんだかんだとずっと忙しくて、少し痩せた。僕は痩せると具合が悪くなる傾向があるのでとりあえずまた体重を戻したい。

僕の部屋からCDと本が無くなれば本当にスッキリとするんだけど(つまり、ほぼCDと本しか無い)、CDと本のおかげで寝る場所に困るレベル。引越し前にダンボール10箱分の本とレコード数百枚を売ったのにたいして変化無し。生きるだけでこんなにたくさんの本とCDが必要だってのがよく分からん(笑)。よっぽどこの世が生きづらいとしか思えない。

ジム・ジャームッシュの映画「パーマネント・ヴァケイション」にトランクひとつで引っ越していく男が出てくるけど、そんな人でも本の1冊くらいは持つんだろう。それともアメリカのペーパーバックは読んだらすぐ捨てるのかな。僕は買った本をなかなか捨てられない。トランクひとつの引越しは当分無理そうだ。

部屋の中に何も無いってのはとても不安なものだ。猫が身の回りにマーキングして歩くように、僕は身の回りに自分の好きな本やCDを置く。好きな本やCDが手の届く所にあるとなんか安心する。理由はよく分かんないんだけど、なんなんだろう、これ。

新居はマンションなので、もう庭とかは無い。前は窓を開けてると猫が来たり、スズメが来たり、ヤモリがガラスに張り付いてたり、どこからかクモが入ってきたり、カマキリがいたり、アリが入ってきたり、ネズミが壁の裏でバタバタ動いたり、毛虫が出て殺虫剤をまいたり、ナメクジが部屋に侵入してきたり、蚊にさされたり、ヒルみたいな虫が風呂場の壁をのそのそと歩いてたり、カナブンが飛んできて部屋の中を飛び回ってたり、そんなこんなでいつもなにかしら生物の気配がしてたもんだが、新しく来たこのマンションではそんな気配すらない。静かなものだ。

オーディオセットにコンセントを入れたら、まずは小鳥の鳴き声の入ってるCDでも流そうかな。