2013年1月29日火曜日

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新しく引っ越してきたマンションの駐車場に珍しい小鳥がいた。シジュウカラのような、オナガの尾の短いバージョンのような、そんな感じだったんだけど、何だったんだろう。以前は裏が林だったせいか小鳥の声がいつも聞こえてたのに、今じゃ何も聞こえない。そういえばこの前ベランダの前に立ってる白樺にヒヨドリがやってきた。こちらをのぞき見てる気がしたので窓を開けようとしたら逃げて行ってしまった。ヒヨドリが来るだけで珍しい光景になるほど今のマンションは鳥の気配もないし、虫の気配もない。前は部屋の中をナメクジが這ってたりしてたもんだが。たまにナメクジ踏んじゃったりしたもんだが(笑)。

引っ越して2週間経つのにぜんぜん落ち着かない。まだダンボールに入ったままの荷物も多いし、リビングとか急に広くなったのでどこに居たらいいものかと迷ったりするし。引っ越してきて最初に部屋で聴いたCDが小鳥の声だけが入ったCD。2枚聴いた。あまり頻繁に聴くものでもないけど、なんとなく聴きたくなった。

以前、僕のmixi日記やブログを読んだ友人に、「人がぜんぜん出てこない」と指摘されたことがある。自分では全く気づかなかったんだけど、言われてみりゃたしかに人の話題はほとんど全く無い。何故なのかはよく分からないのだ、これが。だいたい、小説とか読んでても登場人物の人間関係とかそういうところは読まないし(そもそも小説のストーリーとかどうでもいいし)。って、この話題は前に書いた気がするな。そういえば。

引越しの荷物の整理の最中に小学校の卒業文集なんてのが出てきた。僕はそこでも鳥の話を書いていた(笑)。内容は今と全く変わらない(ちなみにそこに描かれた絵も今と全く変わらない)。この変わらなさは、ちょっとホラーだ。だいたい卒業文集とか、まともな人は友達関係の話なんかを書くもんだ。誰それと、どこそこに行って、どうしました、たのしかった、とか何とか。僕なんか、庭に来るヒヨドリの話だよ(爆)。友達がいなかったわけじゃないんだが、なんであんな話を書いたんだろ?こういうのって、自分ではよく分からないもんだ。