2010年6月10日木曜日

ひふみよ

小沢健二@NHKホール ・6/10
これはちょっと凄かった。

会場が真っ暗になり、「ひ・ふ・み・よ・し・ぶ・や〜」というオザケンの声が聴こえると地鳴りのような歓声。
真っ暗な中「流れ星ビバップ」のイントロが流れると、ウォォ〜というこれまたありえないような騒ぎ。
で、真っ暗なまま「流れ星ビバップ」。
みんな歌ってる。
途中演奏が止まったと思ったらオザケンにスポットライト。
ここでまた、こんなの聞いた事ないってくらいのウォォ〜というとんでもない歓声。
まあ、このウォォ〜のうちのひとりが僕だったわけだが…。

このライブ、まさかの復活ということもあってか客の盛り上がりは異常(爆)。
イントロが流れるたびにウォォォ〜という物凄い歓声があがって、なんだか面白かった。
なんといっても最初の曲「流れ星ビバップ」のイントロが流れてきたときの地響きのような客の騒ぎっぷりはちょっと尋常じゃなかった(笑)。

で、アンコールのラスト曲はやっぱりこれ。
愛し愛されて生きるのさ
http://www.youtube.com/watch?v=1d_V_R08Fhc


公園通りの途中に「小沢健二・チケット譲ってください」の紙を持った女の人が何人かいた。
僕は公園通り沿いのスタバにずっと居たんだけど、そこからその人たちをずっと見てた。
結局チケットは手に入ったんだろうか。

会場へと向かう途中、nobutaさーん、という声とともに友達が走ってやってきた。
超ひさしぶりに会う。
というか超偶然。
他にもオザケンを見に来た友達がいたようだが会えず。

帰り、代々木公園を抜けて原宿駅から帰る。
何も変わってなかったオザケンの声が頭の中をぐるぐるとまわる。
LIFE前後のオザケンを聴いてたころのことなどもいくつか思い出す。
僕が聴いてたのはリアルタイムの16年前ではなく、9年くらい前のこと。
自分史の中ではいちばんおかしな時期(というかJohn Lurie的に言えばstrange and beautifulな時期)のこと。
この時期、わずか1年くらいの間に20年分くらいのいろいろな出来事があった。
あのころのことは、忘れたいけど思い出せない、といったところか・・・。

会場の外ではチケットを取れなかった人たちが集まってたらしい。
ホールの人が気を利かせてドアを開けてくれて、歌う声は聴こえたそうだ。
よかったよかった。