2009年4月16日木曜日

JALのエアラインバッグ

■いつもJALのエアラインバッグを持ち歩いているんだが、今日、阿佐ヶ谷の駅前でそのバッグのひもがブチッっと切れてしまった。
60年代か70年代のヴィンテージものなので普通にガンガン使う方がおかしいのかもしれないが、それにしても壊れるの早すぎ。
ちなみに僕はJALのエアラインバッグ(もちろん60〜70年代の鶴丸マーク)だけで10個以上持っている。
なぜか好きなのだ。

■『彦龍』というラーメン屋は日本一まずいということが売り(?)だが(googleで「日本一 まずい」で検索すると面白い)、先日テレビ見てたら下北で売ってる豆腐プリンがまずいなんてことやってた。
世の中にはまずいものマニアというのがいる。
というか僕の昔の友人にそういう人がいた。
各地のまずいものを食べ歩く趣味を持つその友人曰く、いちばんまずいのは中野にある某店の牛丼であるとのこと。
僕はまずいものは好きでは無いのでその店には入る気にはならないが、たしかにまずいものを出す店というのは本当に存在する。

あれは数年前のこと。
ちなみにこれは前の日記にも書いたが、突然思い出したので怒りを込めて(?)もういちど書いておきたい(笑)。
日暮里の駅を降り、どこかで昼飯が食べたいと、店を探してたのだ。
で、すぐ目についたのがペルシャ&トルコ料理という看板。
店の名前は●●●。
なんとなく珍しいので入ってみた。
が、なんと、みんな地べたに座ってるではないか。
まあ、それはよしとしよう。
が、出てきた料理に驚いた。
僕はカレー・セットなるものを注文し、ツレは別のランチセットを注文したわけなのだが、どちらもなにやらアヤシイ色・・・。
食べてさらに驚く。
す、・・・砂?
あるいは、にがい土??
明らかに僕の知ってるカレーではない。
付け合せについてたフルーツらしきシロモノを食べてみるが、これもなんだかすっぱいのかニガイのか微妙な味で、とても食べられたものではない・・・。
変な汗をかきながらツレの方を見れば、ツレも同じように一口食べて硬直している様子・・・。
一口もらって食べてみると、これまたニガい砂というか、土というか、鳥のフンというか・・・。
で、他の客たちを見ると、なんだか皆平気で食べている。
エエエ〜??
すっかり憔悴しきった表情で青くなっていると、店の陽気な店員(トルコ人)がなんだか妙な独演会を始める。
ローズのような匂いのくさいスプレーを客たちに向かってシュッシュッとかけまくった後、客をひとりひとり指名して前に出し、ペルシャの民族衣装などを着せる。
僕も指名され、前に出され、くさいにおいのする衣装を着るハメになった。
ちなみに店内は壁から地面からペルシャ絨毯みたいな模様が貼りめぐらされ、ずっと居ると過呼吸になりそうなほど悪趣味。
あまりにまずい食べ物でトリップした頭にこの店内のヤバイ雰囲気・・・。
ここは、地獄か・・・?
こ、これは、、、夢でも見てるのか???
結局我々はふたくちくらいしか食べ物に口をつけることが出来ず、思いっきり残してレジへ。
店から出ると、ツレはあまりのまずさに手が震えている・・・。
僕はほとんど過呼吸気味で涙目・・・。

この出来事がすっかりトラウマとなり、日暮里方面には行けなくなってしまった。
また、珍しい料理とか絶対に食べる気にならなくなってしまった。
僕が今まで食べたものの中で最もまずかったのは、間違いなくここで食べた料理。
『彦龍』なんぞ目では無いと思うのだが、さすがに『彦龍』に行って確かめる気にはならない。