2011年2月9日水曜日

本のはなし

どうも知能が足りないせいか、気に入った本は何度も何度も繰りかえし読むのだ。理由はよく分からないけど何度も読む。何度も読みたくなる。

で、それほどまでに気に入る本と出会う確率ってのがこれまた異常なほど低い。僕はハンパなく本を買いまくる方なんだが、それでもなかなか当たりが出ない。どんなにいい本であっても、タイミング次第で駄本にカウントされてしまうので、なかなか難しいのだ。

繰り返し読む本とはちょっと違うが、最初のところだけ何度も読んでるのに最後まで読んでないというものが沢山ある。最初だけ面白そうな雰囲気なのに途中から飽きるってやつ。つまらない本は最後まで読む必要なんてないので途中でやめるわけなんだが、途中まではたしかに面白いのだ。こういう本、結構多い。

気に入った本を何度も読むってことでは、小学生のときなんかはずっとそんな読み方だった気がする。切手カタログ本が好きで相当ボロボロになるまで毎日のように見てた。また気に入ったマンガは死ぬほど何度も読んでたし、模写もした。おまけに好きなページを切り抜いて透明下敷きに挟んでた。ああそういえば中学のときもそうだったわ。なんとなく思い出した。とある本(3冊)をしつこく何度も読んでた。馬鹿だったのかな。そういや高校のときもそうだったな。何度も読みすぎて汚くなってた。やっぱり馬鹿だったのか?考えてみれば僕はずっとそういう読み方をしてたようだ(で、そういう本が必ずしも「名作」と言われる本でもないってのが不思議なところ)。今でもそういう読み方をしてる。本の内容は「情報」なんかじゃないんだ。