2010年2月9日火曜日

キャンディーズ その2

■夢と幻覚はどのように違うのだろうか?
そのどちらも、物質は無いのに「見える」という状態なので、目から入った情報を見るのではなく脳内にある情報が見えるということになる。
逆に言えば、脳内に無いものは見えない。
幻覚というのは目を開けながらみる夢(白昼夢)みたいなものだろうか。

現実の物質を見るということと夢を見るということの両方が「見る」という言葉でくくられることは何だか紛らわしい。
だって現実の物質を見たことと「夢、幻覚、幽霊など」という脳内だけの現象を見たことのどちらも「見た」という事実には違いないのだから。
脳の中だけの情報を見るときには「ミル」とかに統一してくれれば意外に話が分かりやすくなるかもしれない。

昔、僕がカラス天狗を見たと言ったら、現実にカラス天狗が現れてそれを見た、というふうに取った人が多かった。
僕は「見た」事実には変わりはないので何も訂正しないでいたのだが、実際には目を開けながら見えた夢みたいなもの、つまり幻覚だったのだ(当たり前だ…笑)。
つまりは脳内にある情報が絡み合って出てきただけのことで、ただの脳内現象(最近はわざわざこういうことを言わないと話が通じない人が増えた)。
昔から体調の悪いときには変な幻覚を見ることがあるのだが、最近はそういうことも無くなった。
脳が変化したのかな?

白昼夢や幻覚などは比喩的に「あちら側の世界」と言うことがあるが、本当に(というか現実に)あちら側の世界なんてものがあるわけではない。
それはその人の脳内にあるものにすぎない。
あちら側というのを設定した時点ですでに「物語」になっている。
ところで無理矢理あちら側へと行くには想像力でもって行くしか方法は無い。
想像力と思い込みによってあちら側へと行くことが出来るが、それらの技術は最近では洗脳技術として一般に知られるようになったようだ。

ところで夢というのは目を使わずに見ることが出来るものであるということは、盲目の人も夢を見ることが出来るということになるのではないか。
でも一体どんな夢を見るのか?
三次元の物質をビジュアルとして見たことのない人の夢とは、一体どんなものなのだろう?
目の見える自分にはいまいち想像出来ない。


■昨日から何故かキャンディーズにすっかりはまってしまい、Youtube見まくってるわけなんだが…(笑)。
なんで全部知ってるのか不思議でしょうがないんだけど、たぶんドリフに毎回出てたのでそれで覚えてるのかと。
森田公一作曲のこのデビュー曲とか、なんだかとてもいい感じ。
「あなたに夢中」(スーちゃんかわいい)
http://www.youtube.com/watch?v=jRD9XIySHDY&feature=related

ちなみに一番なつかしさを感じたのはこの曲。
「哀愁のシンフォニー」(スーちゃんかわいい)
http://www.youtube.com/watch?v=oeBZ7Mp0km0