2009年7月2日木曜日

僕の顔に理由はない

■雨ばかり降ってるせいか、庭の雑草はどんどん増え続ける…。
容赦なく雑草はどんどんのびていくのだ。
うちの建物は何の変化もないのに、庭は毎日変化していく。
人工物と違って、自然は変化するのが当たり前なんだろうが、梅雨の時期の変わりようはちょっとすごい。
キュウリだってあっという間にデカくなってるし…。
ところで人体もまた毎日細胞単位で変化するそうなので自然の一部なんだろう。
脳だって毎日変わっているそうな。
精神の方もまた毎日変化する。
精神も自然なのか?
これはちょっと難しい問題だ…。
だって人工物とは精神(考え/想像)の産物に他ならないわけだし。

ところで人工物にはそれぞれ理由があるのに対し、自然には理由なんか無いのではないか。
庭が毎日変化するのに別に理由はない。
庭に勝手に草が生えてくることに特に理由はない。
自分の顔や体がこうであるのもまた特に理由はない。
僕の顔がトム・クルーズにもアラン・ドロンにも似てないのは僕のせいではない。
何故だか分からないけどこうだったのだ。
僕の顔に理由はない。

そういや人工物だって長いスパンで見れば変化するな…。
作っては壊し、あるいは壊れ。
行く川の流れは絶えずして…、ということか。
変化しないものってあるのだろうか?
数学とか、イデアとか、そんなもんか。
1たす2は、きっと一万年前も一万年後も3だろう。

そんなことはどうでもいいのだ。
問題は庭の雑草。
早いとこ草刈りしないとエラいことになる。
明日雨がやんでたら少し草刈りしなければ。