2009年7月23日木曜日

咳をしてもひとり


■今日の収穫。
トマト。

■「咳をしてもひとり」って句が、なんだかおかしいということに突然気がついて、ひとり笑いをこらえていた。
咳をしてもひとり・・・。
う〜ん…、笑っちゃいけないがやっぱり面白い。
『咳をしてもひとり(爆)』と書くとより分かりやすいか…。
尾崎放哉は笑いのセンスも抜群だったのかもしれない。

■先日、八重洲ブックセンターで2009年度版の「新潮文庫の100冊」の小冊子をもらってきた。
なんと4部構成になっていて「名作」「現代文学」「海外文学」「エッセイ・ノンフィクション」と分かれている。
こうやって見ると明らかに「現代文学」が浮いてるわけだが…。
昔はこんな区割りは無かったように記憶している。

ところでこの「新潮文庫の100冊」のサイトってのがあるんだけど、そこに「100冊大人買い」というページがある。
http://100satsu.com/set/
100冊セットで55195円だそうな。
で、その宣伝文句が凄い。
「御中元に!」
「ご親戚やお子様へのプレゼントに!」
「あなたの本棚をかざる素敵なコレクションとして!」
と、ある…。
これはなんなんだろう(笑)。
「御中元に!」ということだが、こんな御中元は嫌がらせ以外の何者でもない。
「ご親戚やお子様へのプレゼントに!」というが、こんなものもらったご親戚やお子様はさぞ迷惑だろう。
本というのは自分で選んで買うから読む気になるのではないか?
本を買う楽しみを奪うな!と抗議するべきだ。
「あなたの本棚をかざる素敵なコレクションとして!」ってのはもう自暴自棄というかなんというか。