2010年1月22日金曜日

シュリンク

■本屋でマンガのコーナーを見てたのだ。
いくつか気になった本があったものの、どの本もシュリンク(ビニールのカバー)がついてて立ち読みすることが出来ない。
僕は本を買うときには中身を少し見て確認してから買う。
しかし漫画本だけは中身を見ることが出来ない。
だから買えない。
こういう人、かなり多いと推測する。

僕は小学生の頃からかなりの漫画読みで、相当買いまくっていたのだが、漫画本にシュリンクがつくようになってから漫画の新刊本を買う習慣が徐々に無くなった。
かつては、漫画雑誌を読んでその中で気に入った作品の単行本を買うというのとは別に、ぜんぜん知らない漫画家のぜんぜん知らない作品を立ち読みで発見して買う、というのもあった。
が、現在ではシュリンクがついているので後者の買い方は出来ない。
それに僕は今では漫画雑誌は全く買っていないので前者の買い方も出来ない。
古書店では立ち読みが出来る所もあるのでそちらで買うことはあるが、そういう所はいつも混んでいるのでゆっくり選ぶことも出来ない上、種類も限られてしまう。

買う気満々の人間に対して、売る方が門戸を閉ざしている。
珍しい業界だな…。

■それはそうと、絵本コーナーに置いてあった漫画が面白かったので、買った(絵本扱いだから立ち読みできる)。

■「意味がわからない昭和語ランキング」
http://ranking.goo.ne.jp/column/article/goorank/9729/
1 キモサベ
2 可取り専攻
3 ウニる
4 BG
5 カイワレ族
だそうだが…、全く分からない。
BGってのはビチグソ(@まことちゃん)のことか?

■今日はスタバで漱石の「自転車日記」を読んでた。
何度読んでも面白すぎ。
後年の有名な新聞小説たちの百倍くらい素晴らしい。
北杜夫のエッセイの手法と極めてよく似ているんだけど、ひょっとしてこのへんが原形なんだろうか。